メタトレーダーが重いとロクなことはありません。
肥大化したMT4は時には1枚のMT4で200MBもメモリを食うこともあります。
この状態じゃ重くて重くて・・・
VPSでメモリ1G契約で8~12枚のMT4は動かしたいところです。
その為にはMT4、1枚あたり平均20~30MBくらいに抑えたいところです。
しっかり設定してないと、初めの使用メモリは少なくても、知らぬ間にどんどんメモリ使用量が増えていき、ある日突然VPSが使用メモリオーバーで停止、ログイン出来ず、EAもポジションもったまま停止・・・
なんてならないうちに!
上記は肥大化したMT4です。バックテスト用にたっぷりデータが詰まっております。チャートは4枚でEAは稼動させてません。
これで196MB!
こんなのVPSの1G契約であれば2枚しか稼動出来ず、VPSでは使い物になりません。
MT4の動作を軽くする為に必ずやっておくこと。
「ヒストリー内の最大バー数」「チャートの最大バー数」の数値を減らしてMT4を軽くする。
MT4のメニューの「ツール」 ⇒ 「オプション」を開き「チャート」のタブを開きます。
上記赤線内の「ヒストリー内の最大バー数」「チャートの最大バー数」の値を変更します。
ヒストリー内の最大バー数:512000 ⇒ 2000
チャートの最大バー数:65000 ⇒ 2000
これまで2000本で正常に稼動しなかったEAはありませんが、念のためデモ口座で正常にポジションを取るかの確認はして下さい。
余計なオプションはOFFにしてMT4を軽くする。
「ニュースを有効にする」をOFFにする。
上記赤線内の「ニュースを有効にする」のチェックを外します。
音声設定もOFFにしよう。
同様にMT4のメニューの「ツール」 ⇒ 「オプション」を開き「音声設定」のタブを開きます。
上記赤線内の「有効にする」のチェックを外します。
気配値表示の通貨ペアも必要分だけ表示しておこう。
気配値もサブメニューより「通貨ペア数の最小化」を選び、さらにバッテンで閉じて置くがこれまで何の支障もない。
これらを実施した場合でMT4 16枚でメモリ使用量735MBである。
上記はABLENET(エイブルネット)のVPS V1のメモリ1.5Gを使用しており、あくまで目安ですが、メタトレーダー16枚、チャート42枚、EA36個を稼動したパフォーマンス状態です。
ABLENET(エイブルネット)は何も稼動してない時のメモリ使用量は最低レベルで実質使えるメモリは多めです。
よってMT4、16枚も稼動させてもメモリ使用量735MBで1G契約でも余裕ですが、CPUパワーがこのくらいで限界かなって感じです。
ウィンドウズデスクトップでMT4を使うなら下記記事も参考にして下さい。
Windows Server 2012はサポート期間が終了しました。
知らずにサポート期間を終了したOSを使用する事は、セキュリテイ上問題が生じます。
Windows Server 2012等古いOSをお使いの方は、サポート期間中のセキュリテイが担保されているOSへの変更をおすすめします。
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