FX自動売買でMT4・MT5を使うなら、VPS、Windowsデスクトップクラウドは必須です。
何よりコンシューマPCとは違い、サーバーOSかつサーバー機により無類の安定稼働が可能です。
また、自宅PCをつけっぱなしも火災が心配ですし、コンシューマPCは1日8時間稼働、対応年数4年間で設計されているPCが大半で、PCの消耗、電気代も考慮するとコスト的にもどうでしょう?
そこでMT4が使えるVPS、Windowsデスクトップクラウド比較表を作りました。
VPSとは?
VPS(Virtual Private Server)とは、VPS業者データセンター内に、専用のWinodwsの仮想デスクトップが持てるサービスとなります。
ちょうど1台Winodwsのパソコンが、VPS業者にあるようなかたちで、インターネット経由で、自宅のPCやスマートフォンからその仮想PCを表示、操作する事が出来ます。
よって月曜日から金曜日まで5日間連続稼動するFX自動売買にピッタリです。
自宅のPCを使わずに、VPSにMT4をインストールし、EAを24時間稼働する事が出来るのです。
よって自宅のパソコンの電源をOFFにしても大丈夫なのです!
MT4におけるVPS導入によるメリット
自宅のPCを24時間つけっぱなしにしなくて良い
自宅のPCの電源を切ってもVPSは稼動し続けます。
よって24時間稼働し続けるMT4のEA稼動にぴったりです。
大半のコンシューマ向けPCは、1日8時間稼動の4年対応年数で設計されてます。
24時間連続稼動であれば、僅か1.33年!
そこまで早く壊れなくても、PCを24時間フルで複数のMT4を稼動するとPCの消耗も激しく、稼動年数とPC代を考えると意外に高くつく事が計算出来ます。
またVPSならば電気代もかからず、停電よる電源断、火災の心配もなく安心して使えます。
Windows ServerOSならではの安定性
コンシューマ向けPCと違いサーバー機にサーバーOSで極めてとまりにくいです。
ポジションを持ったままPCが止まったらどうでしょう?
複数のEAがポジションを持ったまま止まれば思わぬ損失が発生する事も考えられます。
めたろうも昔、帰宅したらポジション持ったままPCがフリーズしていた事度々・・・
今ではMT4の稼動はVPS以外に考えられません。
台風、ゲリラ豪雨による停電時も安心
近年気候が変わってきたのか、台風の大型化、ゲリラ豪雨が多く発生してます。
その結果停電がかなり増えました。
自宅のPCでMT4を動かしてて停電になったらたらアウトですよね!
これまた、ポジションを持っていたら損失に繋がります。
UPSをつけたとしても15分ぐらいしか持ちません。
その点、VPSならサーバー設置場所はバックアップ電源が備えられている為、停電知らずで安心です。
外出先からのアクセスも可能
外出先からもスマートフォンやiPhone、iPad、Mac等様々なデバイスから、リモートデスクトップアプリで接続し、操作が可能です。
よって外出先での稼動状況の確認、再起動も可能です。
FX(MT4)専用VPSなら設定が簡単
お名前.com【デスクトップクラウド】や
ABLENETなど、このページで比較してるVPSは全てFX(MT4)自動売買専用VPSです。
しかしながら、市場には、VPSと言えば多くの業者があり、ホームページ作成やWebサーバーやオンラインストレージなど他様々な使用用途があります。
FX専用以外のVPSは、OSはウィンドウズでない物が殆どで、設定も多く、そのままではMT4は使えず、素人には使用が困難です。
また、ウィンドウズサーバーのVPSでも、リモートデスクトップがオプションだったり、何らかのオプションを入れないと使えなかったり、詳しくなければ使えません。
また、FX自動売買を想定している訳でなない為、平日の夜中に再起動されたりも!取引中に再起動されたら困りますね!
その点、FX(MT4)専用VPSなら、OSもウィンドウズサーバーOSが初めからインストールされており、リモートデスクトップも標準装備であり、そのままでMT4が使える環境です。
よって初心者でも、マニュアルや当ブログを参考にしていただければ簡単に使えるレベルです。
余計な機能も付いて無く、使用料も結局安いです。
FX専用とは言っても、MT4しか使ったらダメな訳ではありません。
ウィンドウズで使える範囲でならば何でも使えます。
今どきたった1.5Gのメモリでウィンドウズが動くの?
全く問題無しです。
まず、通常のPCと違いVPS上でのウィンドウズ自体の使用メモリが、計算方法が違うのか少なくなってます。
下記はメモリ1.5G契約でMT4を11枚稼動した状態です。
チャートは63枚でEA63個
この状態で物理メモリ使用量1.1Gで、残り利用可能が416MBです。
コミット済みが1.7GBなので、この状態で合計使用メモリは、1.7GB使用しており
物理メモリ+仮想メモリ=コミット済み、なので
仮想メモリで0.6GB使用している状態です。
要するに物理メモリが足りなくなる前に物理メモリに余裕を残し、仮想メモリを使います。
近年SSDになり、仮想メモリを使うレベルで使用しても全く問題なしで軽く動作します。
自宅PCでMT4が11枚、EAが63個も稼動させるとエライ事になりますが、VPSだと動いてしまうのです。
よってVPSでメモリ1.5G契約でも、MT4が8~12枚ぐらいなら大丈夫ですよ。
上記はMT4を軽くする為に下記設定を行ってます。
VPS、Windowsデスクトップクラウド比較表
MT4 VPS各社最低料金プラン比較
MT4 VPS各社での最低利用料金プラン同士でまずは比較してみました。「使えるねっと」は4Gからとなります。
お名前.com | 使えるねっと | ||
---|---|---|---|
メモリ | 1.5GB | 1GB 2GB増量中 | 4GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 2,200円 |
1ヶ月契約 | 2,530円 | 2,397円 | 7,689円 |
6ヶ月契約 | 2,315円 | 2,167円 | 7,183円 |
12か月契約 | 2,101円 | 1,936円 | 6,930円 |
RDSライセンス他(月額) | 253円 | 1,250円 | 上記月額費用に込み |
ディスク容量 | 60GB SSD | 60G SSD | 50GB SSD |
仮想CPU | 2コア | 2コア | 3コア |
OS | 2019 | 2022/2019 | 2016 |
回線速度 | 10Gbps共用 | 200M 共用 | 不明 |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 不明 |
コントロールパネル | 〇 | 〇 | 〇 |
データセンター 設置場所 | 日本 | 日本 | 日本/アメリカ |
電話対応 | 平日10~18時 | メールのみ | 平日10~17時 |
※長期契約の金額は、合計の料金を1ヶ月当たりに換算した料金です。
※エイブルネットは更新時の価格です。
※表示価格は全て込みです。
※「使えるネット」のアメリカサーバーはHDDのみです。
これまでもキャンペーン攻勢で「お名前.com」と「
ABLENET」が共にやりあってきましたが、「お名前.com」が価格を大幅に下げてきました。
更に別料金だった「リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス」も込みの料金設定となりブッチギリに安さに!
「お名前.com」と「使えるねっと」は、初心者には嬉しい電話サポートがあります。
MT4 VPS各社メモリ2GB、2.5GBプラン比較
お名前.com | 使えるねっと | ||
---|---|---|---|
メモリ | 2.5GB | 2GB 3.5GB増量中 | 4GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 2,200円 |
1ヶ月契約 | 3,135円 | 3,090円 | 7,689円 |
6ヶ月契約 | 2,860円 | 2,743円 | 7,183円 |
12か月契約 | 2,585円 | 2,513円 | 6,930円 |
RDSライセンス他(月額) | 253円 | 1,253円 | 上記月額費用に込み |
ディスク容量 | 120GB SSD | 120G SSD | 50GB SSD |
仮想CPU | 3コア | 3コア | 3コア |
OS | 2019 | 2022/2019 | 2016 |
回線速度 | 10Gbps共用 | 200M 共用 | 不明 |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 不明 |
コントロールパネル | 〇 | 〇 | 〇 |
データセンター 設置場所 | 日本 | 日本 | 日本/アメリカ |
電話対応 | 平日10~18時 | メールのみ | 平日10~17時 |
※長期契約の金額は、合計の料金を1ヶ月当たりに換算した料金です。
※エイブルネットは更新時の価格です。
※表示価格は全て込みです。
※「使えるネット」のアメリカサーバーはHDDのみです。
ここでも「お名前.com」が最安です。
しかもメモリも2.5GBです。
サービス面も含め、他を選択する余地が少ないです。
メタトレーダーはとにかく多くのEAで分散投資する事が収益の安定に繋がります。
公式ページでは、契約メモリ当たりのMT4稼動目安は2GBで3個、4GBで4個など少なめに記載されてますが、メモリ1.5G契約で「MT4の動作を軽くする為に必ずやっておくこと」を行えばMT4を8~12枚ぐらいは稼動出来ます。
また、メモリが2倍になったからと言って、2倍のMT4が動かせる訳ではありません。
よってメモリは1つのVPSで1.5~2.5GBの契約がベストだと考えます。
MT4を沢山稼動させたい場合は、1.5~2.5GBプランを複数契約するのがベストです。
ディスク容量はMT4を使う上ではOS分も含め60GBあれば事足りるのでどうでも良いでしょう。
また、SSDは必須です。
速度が断然違います。
回線速度は重要ですが、いずれも共有なので、スペックよりは寧ろ実際の使用感を重視するのが良いでしょう。
データセンターはアメリカにサーバーがあるブローカーはアメリカサーバー、日本にサーバーがあるブローカーは日本が発注速度面で有利です。
しかしどちらかと言うとサーバーの場所より、VPSの動作の軽さ、ブローカーの約定力の方が圧倒的に差が出るので、そちらを気にした方が良いです。
シビアなEAはブローカーを重視しましょう。
めたろうはシビアなEAは現時点OANDA Japan、外為ファイネスト、楽天FX等で日本サーバーを使います。
しかし日本のブローカーはレバレッジが25倍なのがネックなので、ナンピンEAやマーチンEAは、資金効率が良い海外ブローカを使い分けます。
MT4 VPSまとめ
「リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス」も込みで考えると最安VPSとなりました。
電話サポートも有り、VPS初心者にもお勧めです。
一度も業者都合の再起動は無しです。
若干OSのみのメモリ使用量は多めです。
またCPUが強いのかメモリを限界まで使っても重くなりにくいです。
メタクオーツのIPブロック事件の時も夜中に関わらず丁寧に対応してもらいました。
初めてのVPSはここで使い方を慣れましょう。
「お名前.com デスクトップクラウド」申込み方法及び初期設定方法
元々快適ですが、SDDになり更に快適になりました。
長期に渡り最安だったのですが、お名前.comに越されてしまいました。
エイブルネットの利点は、初期メモリ使用量が少ない為、実質的に1Gメモリで、お名前.com以上の10~12枚ぐらいのMT4の稼動が出来ます。( Windows Server 2012 R2の場合)
よって同じメモリ容量ならエイブルネットの方が沢山MT4が稼動出来る可能性が高いです。
基本的にメンテナンスによる再起動もまだ有りません。
安定化の為、週末に再起動はしますが。
ただいまキャンペーンにて、メモリ1GBが2GBへ増量され、更に大幅値引きで1,265円/月
更に2GBは3.5GBへ増量され、更に大幅値引きで1,650円/月!
更に初期費用も無料のキャンペーンを行ってます。
こんな事書いたら怒られるかもしれませんが良くなかったです。
もう10年以上前の話ですが契約当初は問題有りませんが数か月で激重になりました。
CPUも8コアから何故か2コアに勝手になってメモリは全然余裕なのに激重に・・・
CPUの件指摘するとCPUはそもそも保障してないとの回答・・・
その状態ではMT4、5枚でも重い・・・
それを指摘するも1Gメモリ契約はMT4 1枚が推奨との回答・・・
OS2003から2008R2に契約し直すも同じ現象となり解約しました。
メンテナンスによる再起動も度々あります。
今は変わったのかな?