長期実績がある「THE AUDCAD」タイプBを入手しましたので、評価、検証しました。
どうしてもスキャルピング主体になってしまうポートフォリオに対し、このEAの取引スタイルはスイングトレードでありかつAUDCADと希少な通貨ペアの為、ポートフォリオ効果にも期待です。
「THE AUDCAD」タイプB の特徴
トレードスタイル：スイングトレード
通貨ペア：AUDCAD
使用時間足：5分足
最大ポジション数：2本 片側最大1本
両建て：あり
口座限定：あり（後からの変更は何度でも可能）
MM機能：あり
トレード頻度：6回/月平均
最大ストップロス：160
最大テイクプロフィット：310
価格：￥25,000（税込）
このEAの特徴は、通貨ペアにAUDCADを使い、スイングトレードの取引スタイルを持つことに尽きると思います。
そして最大テイクプロフィットは、310Pipsと巨大です。
大半のEAは、朝スキャル、24時間スキャルもしくはドル円を使ったものが多く、異なるEAを組み合わせても、同じようなポジションを持つこともあり、ポートフォリオ効果が薄くなってしまうが現状です。
とは言え、スイングトレード、デイトレードタイプのEAは、バックテストとフォワード実績がかけ離れる物も多く、中々良いものがないのも現状です。
しかし「THE AUDCAD」タイプBは、発売日が2018年12月と既に5年近く経ち、フォワード実績も十分です。
「THE AUDCAD」タイプB のＥＡパラメータ
最大テイクプロフィット、最大ストップロス共に変更は出来ません。
また、最大取引ロット数は両建てで0.6ロットとの事、よって片側は0.3となってます。なぜ制限を設けるのだろうか？
福利運用MM機能、週末クローズを実装してます。
「THE AUDCAD」タイプB バックテスト結果 EA発売後も良好！
2006年1月～2023年7月まで
バックテスト期間：17年7ヶ月
バックテスト時スプレッド：1.8Pips
プロフィットファクター：1.57
利益：9561.82ドル（1万通貨取引）
最大ドローダウン：522.62ドル（1万通貨取引）
総取引回数：1247回
平均利益：32.32ドル（1万通貨取引）
平均損失：-38.51ドル（1万通貨取引）
最大利益：98.35ドル（1万通貨取引）
最大損失：-120.56ドル（1万通貨取引）
勝率：65.20％
10年間リスクリターン率：10.4倍
EA発売後の2018年12月～2023年7月まで
バックテスト期間：17年7ヶ月
バックテスト時スプレッド：1.8Pips
プロフィットファクター：1.60
利益：1573.76ドル（1万通貨取引）
最大ドローダウン：310.06ドル（1万通貨取引）
総取引回数：231回
平均利益：28.12ドル（1万通貨取引）
平均損失：-32.64ドル（1万通貨取引）
最大利益：98.24ドル（1万通貨取引）
最大損失：-120.40ドル（1万通貨取引）
勝率：64.94％
10年間リスクリターン率：10.8倍
バックテスト時のスプレッドは、AUDCADぼ国内MT4のスプレッドは、1.0～1.3Pipsなので1.8Pips実施しました。（MT4スプレッド比較記事）
また、TP310PipsのスイングトレードEAで1～2日ポジションを持つ事も有りどうかと思いますが、週末にポジションを持ち越したくない為、週末クローズは「ture」にしました。
この影響か、最大利益は98.35ドル（1万通貨取引）となり、TP310Pipsには程遠い結果となってますが、それでもスイングトレードEAで大きいです。
平均利益は32.23ドル（1万通貨取引）とスキャルピングEAとは一線を画してます。
プロフィットファクターは、さほど高くありませんが、必要十分な1.57！
10年間リスクリターン率も、10倍以上と欲しい数値となってます。
驚くことは、2006年1月～2023年7月まで全期間と、EA発売後の最適化されてない機関2018年12月～2023年7月までのバックテスト結果が、プロフィットファクター、勝率、10年間リスクリターン率が、ほぼ同じ結果となっている点です。
こんな事は、これまでほぼあり得なく、再現性が高い事が伺えます。
よって今後の取引にも期待大です。
月別年別成績、重要なEA発売後5年間はマイナス年無し！
2012年はマイナスですが、重要な最適化されてない2019年以降のEA発売後は、マイナス年はありません。
EA作成者の「令和のだぶるいー」の言ってる「AUDCADの動きには特徴がある」所以でしょうか！
記事更新！大きい1発があるので週末クローズをOFFにします。
週末クローズをOFFにしたバックテスト結果を掲載します。
バックテスト期間：17年7ヶ月
バックテスト時スプレッド：1.8Pips
プロフィットファクター：1.62
利益：11959.43ドル（1万通貨取引）
最大ドローダウン：497.46ドル（1万通貨取引）
総取引回数：1338回
平均利益：33.85ドル（1万通貨取引）
平均損失：-45.88ドル（1万通貨取引）
最大利益：198.25ドル（1万通貨取引）
最大損失：-125.16ドル（1万通貨取引）
勝率：69.20％
10年間リスクリターン率：13.7倍
当初、週末クローズONで稼働開始しましたが、利益、10年間リスクリターン率に大きな差がある為、週末クローズをOFFにしました。
TP310Pipsと巨大で、大きく取りに行く局面もある為、かつてのQuickShiftの様に放置が良いのかなと！
週末クローズをONにすると良い部分が損なわれますので
これにより、年間単位も負け無しとなりました。
「THE AUDCAD」タイプB フォワードテスト状況
上記は公式ページのフォワードテスト状況です。
2021年はバックテストの年別月別実績と同様に冴えない動きですが、2022年以降急上昇し、2023年6月から落ち込んでます。
この4年以上のフォワード実績からも、今後も上げ下げしながらも、長期で見て上昇が期待出来るのではと考えてます。
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