EA-BANKで無料で使える「LOTO_USDJPY_EB01」を評価、検証しました。
EAの公式ページには、東京・ロンドン時間にある一定の時間をトレードする、当日完結・損小利大のデイトレEAと記載されてますが、完全アノマリータイプです。
フォワード実績も3年近くありますので優位性の有るアノマリーなのかな?
「LOTO_USDJPY_EB01」の特徴
トレードスタイル:デイトレード
通貨ペア:USDJPY
使用時間足:1時間足
最大ポジション数:1本
両建て/ナンピン/マーチン:なし/なし/なし
口座限定:あり
MM(複利)機能:なし
トレード頻度:7回/月 平均
最大ストップロス:120Pips
最大テイクプロフィット:120Pips
価格:無料(EA-BANKから海外MT4口座を開設すると無料で使用可能)
公式ページでは、東京・ロンドン時間にある一定の時間をトレードする、当日完結・損小利大のデイトレEAとの事です。
取引結果を見てみると、毎月23~月末のみ取引を行い下記トレードを行います。
夏時間(GMT+3)
2時(日本時間8時)に売りでエントリー、8時(日本時間14時)に決済
9時(日本時間15時)に買いでエントリー、18時(日本時間24時)に決済
冬時間(GMT+2)
1時(日本時間8時)に売りでエントリー、8時(日本時間15時)に決済
9時(日本時間16時)に買いでエントリー、18時(日本時間1時)に決済
超単純ロジックです。
しかしテクニカルフィルターで必ずしもエントリーするとは限らないようです。
決まった日の決まった時間に取引を行い、完全アノマリータイプですね。
当ブログでもご紹介してます「gotobi」がしっかり実績を残しており、あるんですよねアノマリーは!
EAパラメータはたったこれだけです。
マジックナンバーと取引ロットと許容スプレッド、サマータイム変更のみ
シンプルと言うか、何も変更出来ないと言うか・・・
「LOTO_USDJPY_EB01」バックテスト結果
バックテスト期間:17年11ヶ月
バックテスト時スプレッド:1.5Pips
プロフィットファクター:1.63
利益:8198.30ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:372.87ドル(1万通貨取引)
総取引回数:1,478回
平均利益:25.71ドル(1万通貨取引)
平均損失:-20.07ドル(1万通貨取引)
最大利益:117.11ドル(1万通貨取引)
最大損失:-102.95ドル(1万通貨取引)
勝率:55.95%
10年間リスクリターン率:10.25倍
バックテスト時のスプレッドは、ThreeTraderでの稼働を前提に、通常0.7Pipsにプラス0.8Pipsで1.5Pipsで実施しました。
スプレッドに関しては、このEAの取引時間帯や、取引手法を考えると影響は受けにくそうです。
他のEAは、色々考えてロジック組んでる中、こんな単純な取引でプロフィットファクターが1.63にもなるのに驚きです。
これまた、偶々なのか、平均利益、損失、最大利益、損失共に損小利大です。
やっぱり日取りや、時間帯だけで、ある程度値動きの傾向ってあるのですね!
「LOTO_USDJPY_EB01」年別月別成績、パーフェクトとはいかず!
「LOTO_USDJPY_EB01」年別月別成績ですが、パーフェクトとはならず2017年がマイナス年となりました。
それでもEA公開後の2021年以降も年単位でしっかりプラスで推移してます。
2022年3月以降のドル円の急激な値動きにも大きなドローダウンは見られず、しっかり利益を出してますね。
最大停滞期間とドローダウン状況
ピンク色の縦の線が停滞期間です。
最大停滞期間は、2006年半ばから390日間と1年以上となってます。
長いです。
しかしこの期間を乗り越えないと、後に続く利益を得る事が出来ません。
どのようなEAにも好不調はありますので、基本的には長期のバックテスト結果と数年のフォワード成績から見極め、EAを淡々と稼働させる事が必要です。
下の赤線グラフがドローダウンですが、2022年以降のドル円の急激な値動きにもかかわらず、2016年以降、またEA公開後の2021年1月以降は、ドローダウンは100Pipsちょっとと非常に低ドローダウンとなってます。
これらを踏まえ使えそうとの判断で、稼働開始しました。
23日から月末までのみの取引だけなので、退屈なEAではありますが、ポートフォリオ効果は期待出来そうです。
こちらのEA-BANK公式ホームページでは、現在のフォワード実績も公開されてますので一度確認してみて下さい。
「LOTO_USDJPY_EB01」はEA-BANKで、海外MT4口座を開設すれば無料で使用出来ます。
無料で使用出来るEAは140個以上!
会員登録も無料です。
MT4口座でおすすめは、安心を取るならXMTradingのKIWAMI極口座、これでも従来の海外MT4スタンダード口座よりは、かなりスプレッドが狭くなってます。
新興ブローカで信頼性はXMより劣りますが、ThreeTraderなら更にスプレッドが狭いです。