窓埋めトレードの「窓埋めくん」ですが、公式ページのドル円以外の通貨ペアを15通貨ペアに渡りバックテストを行いました。
FX自動売買で使われる範囲で、幅広い通貨ペアでバックテストを行いましたが意外や意外!
想定してない結果となりました。
「窓埋めくん」15通貨ペアバックテスト結果 かなりいいじゃない!
前回コチラの「窓埋めくん」レビュー記事にて、ドル円で高い優位性を示しましたが、裁量取引でも定番の窓埋めトレードは、やはり普遍的な優位性を持つトレードなのか?
「窓埋めくん」は通貨ペア制限がかかっていない為、FX自動売買で比較的使用される通貨ペアを幅広く15通貨ペアに渡りバックテストを行って見ました。
バックテスト期間は2010年から7年半、スプレッドはOANDA東京サーバーの7時台のスプレッドに+1.0Pipsを足してテストを行いましたが、驚く事に損益がマイナスとなる通貨ペアが1つもありませんでした。
しかも最低値のUSDCHFですらプロフィットファクター1.43と悪くない!
以下が結果です。
プロット | 純益 | 最大 ドローダウン | バックテスト詳細 | |
---|---|---|---|---|
USDJPY | 2.70 | $1,312.00 | $97.00 | 詳細結果 |
EURCAD | 2.42 | $1,322.00 | $184.00 | 詳細結果 |
EURAUD | 2.30 | $1,400.00 | $164.00 | 詳細結果 |
EURCHF | 2.15 | $859.00 | $123.00 | 詳細結果 |
CHFJPY | 1.99 | $1,117.00 | $114.00 | 詳細結果 |
GBPJPY | 1.75 | $1,083.00 | $147.00 | 詳細結果 |
EURUSD | 1.73 | $904.00 | $204.00 | 詳細結果 |
AUDJPY | 1.72 | $996.00 | $172.00 | 詳細結果 |
USDCAD | 1.71 | $560.00 | $75.00 | 詳細結果 |
EURJPY | 1.70 | $967.00 | $160.00 | 詳細結果 |
AUDUSD | 1.69 | $845.00 | $142.00 | 詳細結果 |
GBPUSD | 1.68 | $824.00 | $158.00 | 詳細結果 |
NZDUSD | 1.62 | $700.00 | $195.00 | 詳細結果 |
EURGBP | 1.51 | $626.00 | $105.00 | 詳細結果 |
USDCHF | 1.43 | $486.00 | $280.00 | 詳細結果 |
EAの公式ページはコチラ ⇒ 窓埋めくん Professional
15通貨ペアトータルでのプロフィットファクターは1.83!
15通貨ペア合計での損益曲線及び、バックテスト結果です。
かなり良し!
バックテスト期間:7年6ヶ月
プロフィットファクター:1.833
損益合計:14008.46ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:777.11ドル(1万通貨取引)
総取引回数:3176回
平均利益:18.944ドル(1万通貨取引)
平均損失:-10.855ドル(1万通貨取引)
最大利益:86.91ドル(1万通貨取引)
最大損失:-46.33ドル(1万通貨取引)
勝率:51.228%
上記は15通貨ペアのバックテストを合成した結果です。
見事な右肩上がりで、プロフィットファクター1.833と高く、利益に対し最大ドローダウンも777.11ドルと低い為、リスクリターン率(累積損益÷最大ドローダウン)は7年半で18倍とひじょうに高いレベルとなってます。
また、平均利益に対する平均損失及び最大利益に対する最大損失も2倍近くの損小利大となっており、窓埋めトレードって一見コツコツドッカンに感じますが、損小利大なんて可能なんだと驚きです。
また基本的に損小利大ロジックはプロフィットファクターが低くなる事が多く、1に近いイメージですが1.833と高く、そうなんだ、そんな事出来るんだと窓埋めトレードをあらためて見直しました。
とりあえず2連勝だが・・・
OANDA東京サーバーにてトレードを開始し、早速2連勝を飾ってくれました。
しかしながらこの手のEAはバックテストとリアルトレードの結果がどれだけ許容範囲に収まるかが重要です。
十分に注意しながら今後の通貨ペア拡大及び稼動ロットを上げて行く考えです。
ちなみにOANDA東京サーバーにて朝6時台にCHF絡みのスプレッドが大きく広がっているのを確認しました。
他の通貨ペアは想定範囲内です。
よってCHF絡みはまだ当面避けるのが良さそうです。
とりあえず来週よりEURCADから順に様子を見ながら通貨ペアを増やして行きます。
また、稼動MT4ブローカは国内ではOANDA証券以外選択の余地はありません。
他のスプレッドが狭い国内ブローカは6時ぴったりから取引が出来ないからです。
朝スプレッドが狭く、6時0分から取引出来るMT4ブローカが必須で、国内ならOANDAもしくは海外口座となるのではないでしょうか。
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