MT4用EA「ユーティリティ・プレーヤー」を入手しましたので評価、検証しました。
もう3年以上使っている「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」の開発者「令和のだぶるいー」さんのEAだけに期待大です。
「ユーティリティ・プレーヤー」は、こちらも既に2年以上のフォワード実績もあり、間違いないEAじゃないでしょうか?
「ユーティリティ・プレーヤー」の特徴、AWARD 2020 受賞EA
トレードスタイル:24時間スキャルピング
通貨ペア:USDJPY
使用時間足:5分足
最大ポジション数:片側1本、両建て時2本
両建て:あり
口座限定:あり(後からの口座変更は何度でも可能)
MM機能:あり
トレード頻度:4回/週 程度
最大テイクプロフィット:18Pips
最大ストップロス:70Pips
価格:17,000円(税込)
「ユーティリティ・プレーヤー」の特徴は公式ページに詳しく記載されてますので下記に抜粋しました。
(1)まず順張り+逆張り併用型ロジックである
言わずもがな相場環境はその時々、様々です。
大きく分ければトレンド相場・レンジ相場がございます。
順張りが有効な局面もあれば 逆張りが有効な局面もあります。
ユーティリティー・プレーヤーは1つのEAの中に 順張りと逆張りを共存させて
収益の安定化を図るコンセプトにて設計されました。(2)しかもそれは同一ロジックである
だからと言って順張りロジックと逆張りロジックがまるで異なるロジックで
1つの線でつながらない設計ですと
それぞれがバラバラに長所・短所を持ち
それぞれがリスクを補完しきれない可能性が出てくるという仮説を立て、
同一ロジックの条件下のもとで
順張りに適した局面には順張りで、
逆張りに適した局面には逆張りを行う
という構成でEAを作り上げました。よって、順張りと逆張りが同じ1つの線でつながる事により
お互いのリスクを充分に補完し合う設計とした事で
収益の安定化を図りました。
つまりはどんな相場環境にも対応出来得るよう、
ユーティリティー・プレーヤーと名付けた次第でございます。
EAパラメータはシンプルで、TP、SLの変更も変更出来ず、取引に関しては週末クローズする、しないくらいの設定となってます。
「ユーティリティ・プレーヤー」バックテスト結果、プロフィットファクターは高くないが、綺麗な右肩上がりで好感!
バックテスト期間:15年11ヶ月
バックテスト時スプレッド:1.0Pips
プロフィットファクター:1.42
利益:7395.72ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:308.11ドル(1万通貨取引)
総取引回数:3276回
平均利益:10.28ドル(1万通貨取引)
平均損失:-21.25ドル(1万通貨取引)
最大利益:20.86ドル(1万通貨取引)
最大損失:-91.21ドル(1万通貨取引)
勝率:74.54%
10年間リスクリターン率:15.1倍
ドル円スプレッド0.3~0.4PipsのOANDA証券での稼動を想定し、バックテスト時スプレッドは1.0Pipsで実施しました。
プロフィットファクターは、たった1.42!
されども低ドローダウンで、損益曲線も綺麗な右肩で好感です。
低ドローダウンが効き、10年間リスクリターン率が、単一EAとしては高い15.1倍でGOODです。
因みにEAパラメータに、週末クローズ機能が有り、この機能があるEAは全てONで使用してますが、この機能をONにしたバックテスト結果は、プロフィットファクターが1.38、利益が6281.69と、特に利益が大幅にダウンします。
よってこのEAに限ってはOFFかな?
また、このEAが発売された後の最適化出来ない期間の2019年10月~2021年11月までのバックテスト結果は1.33と多少下がりますが許容範囲です。
販売後の期間からカタガタになるEAも多いので、寧ろ良いと判断します。
「ユーティリティ・プレーヤー」月別年別成績
年単位での負け年は無し、これ重要ですよね!
またEA発売後の2019年9月以降も勢いはないがプラスで推移、これも重要ですよね!
「ユーティリティ・プレーヤー」トレード時間帯
スキャルピングと言えば、朝スキャルが大半ですが、キッチリ24時間トレードを行ってます。
めたろうのポートフォリオは、かなり朝スキャルが多いので、ポートフォリオ効果にも期待したいところです。
「ユーティリティ・プレーヤー」リアルタイムフォワード実績
上記は「ユーティリティ・プレーヤー」の2019年8月29日からのリアルタイムフォワードですが、2021年12月時点、しっかりとプラスで推移してます。
2021年に停滞期はありましたが、再び最高益を更新して来ました。
長期のバックテストが綺麗な右肩上がりで、かつ2年以上のフォワード実績より、このEAは堅いのではと考えます。
今後益々の活躍に期待したいです!