「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」を入手しましたので評価、検証を行いました。
このEAは今の所たった14,800円と破格です。
果たして安物買いの銭失いとなるのか?
このEAは、検証終了しました。
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」の特徴
トレードスタイル:スキャルピング
通貨ペア:USD/JPY
使用時間足:5分足
最大ポジション数:2本 片側最大1本
両建て:あり
口座限定:あり
MM機能:あり
トレード頻度:17回/月平均
最大テイクプロフィット:40Pips
最大ストップロス:210Pips
価格:¥14,800-
順張りでも逆張りではないって所が気になって買ってみました。
殆ど全てのスキャルピングは、トレンド発生時の押し目買い、戻り売りを狙ったものか、レンジ相場の逆張り狙いの物です。
現在稼働中のスキャルピングEA達も、例外に漏れず殆ど全てがこのタイプです。
よって良い押し目、戻りを形成しながらトレンドが発生した時は爆益となりますが、崩れた場合に同時に複数のEAが崩れる事も幾度も経験してきました。
よって同じスキャルピングでも少しでもロジックが異なる物で分散するのが良い
EAには必ず好不調期があり、これらが分散されると精神的余裕が出来、全体的な取引ロットも上げやすいですもね
てな訳で「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」は、全くこれまでとは違うらしいのでポチッとして見ました。
・順張りでも逆張りでもなく、そのような概念がないとの事
・相場が動いている時にポジションを持たない事
・利食い・損切の動きに追従するとの事
公式ページより上記の特徴の詳細を見るとレンジ相場の逆張りのような・・・
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」バックテスト結果
バックテスト期間:14年
バックテスト時スプレッド:1.0Pips
プロフィットファクター:1.33
損益合計:570,776円(1万通貨取引)
最大ドローダウン:43,631円(1万通貨取引)
総取引回数:2,851回
平均利益:1,155円(1万通貨取引)
平均損失:-2,033円(1万通貨取引)
最大利益:4,000円(1万通貨取引)
最大損失:-20,815円(1万通貨取引)
勝率:70.05%
10年間リスクリターン率:9.3倍
EAパラメータは週末クローズONとし、金曜日24時(0)に変更してます。
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」が「V2」となり大幅バージョンアップ
これまで当ブログのバックテスト全て1万通貨単利のドル表示で行ってきましたが、今回より円で実施して行きます。
私的には長年ドルでやってきたので、ドルの方が見慣れてますが、一般的には円の方が見やすいかなと思いまして
また重視したいリスクリターン率(累積損益÷最大ドローダウン)ですが、今回より10年間で表記します。
計算方法は下記の通りです。
損益合計➗バックテスト期間月数×120➗最大ドローダウン=10年間リスクリターン率
最大ドローダウンからの回復に10倍で1年間、20倍で半年かかる計算となります。
この数値が高いとストレスが小さく、低いとストレスが大きくなります。
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」のバックテスト結果ですが、プロフィットファクターは1.33と低いものの、損益曲線は綺麗な右肩上がりで良好です。
しかし、そこそこの長さのヨコヨコな期間がありポンと上がって、またヨコヨコと繰り返し、ある程度ストレスはありそうな感じです。
よって好不調に左右されずほったらかしに出来る方しか向かないでしょう。
止めたり動かしたりする方はダメです。
もう一つ微妙なのが10年間リスクリターン率です。
9.3倍と低く、最低でも10倍、欲を言えば20倍以上欲しいところです。
次に年別月別集計を見てみましょう。
年間ベースでは2006年のみマイナスですが、連敗月も多くストレスは多そうですね
しかしながら、公式フォワードとバックテストのポジション取りを比べると、ほぼ同時刻エントリー、同時刻決済と、バックテストの再現性は高そうです。
後はカーブフィッティングになってないかですね。
今の所フォワード状況はひじょうに良好です。
長期で見てトータルでプラスになって行くのが前提で、多くのEAを稼働しており、放ったらかしに出来る方向けのEAです。
EA20個以上稼働している人向けかな?
めたろうは現在EAを40個以上稼働しているのとロジック分散をしたいので、長い目で見てやるつもりで、テストも含め低ロットから稼働開始しました。