基本殆どのEAは使い物にならないんだよね!
使えるのは、ほんの一部のEAのみ
そんな中「CROCUS_EURJPY」を評価、検証してみました。
はたして使い物になりそうなのかをじっくり見てみましょう!
「CROCUS_EURJPY」の特徴
トレードスタイル:スキャルピング、デイトレード
通貨ペア:EURJPY
使用時間足:5分足
最大ポジション数:3本 変更可能
両建て:あり
口座限定:あり(後からの変更は何度でも可能)
MM機能:あり
トレード頻度:20回/月平均
最大ストップロス:60 変更可能
最大テイクプロフィット:80 変更可能
価格:¥16,800(税込)
「CROCUS_EURJPY」は、5分足での押し目買い、戻り売りを基本としたスキャルピングを行いますが、状況に応じ最大TP80Pipsまで取りに行くデイトレードも行います。
一桁台がTPではなく、10Pips台の利確もそこそこ有り、スキャルピングとしては比較的大きめの利確を狙って行きます。
対応通貨ペアはEURJPYで、単一通貨ペア対応EAは、大半がUSDJPY、EURUSD対応の物が多い中、他のEAと被りにくいのが良いです。
また、ロールオーバー前後の朝スキャルも行いますが、取引開始時間は日本時間夜中の2時から(夏時間)と完全な朝スキャルではなく、寧ろ2時以降からの夜中のエントリー分に比較的大きな利確が見て取れます。
EAパラメータの変更出来る点は最小限
上記は「CROCUS_EURJPY」のEAパラメータです。
シンプルで取引特性に関わる部分で変更できる所は最小限で、TP、SL、ポジション数ぐらいです。
MM機能は実装されてます。
「CROCUS_EURJPY」バックテスト結果は、損益曲線は綺麗な右肩上がり!
バックテスト期間:15年6ヶ月
バックテスト時スプレッド:1.2Pips
プロフィットファクター:1.5
損益合計:12,269.71ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:991.97ドル(1万通貨取引)
総取引回数:3,751回
平均利益:13.67ドル(1万通貨取引)
平均損失:-22.96ドル(1万通貨取引)
最大利益:74.77ドル(1万通貨取引)
最大損失:-57.38ドル(1万通貨取引)
勝率:71.61%
10年間リスクリターン率:7.97倍
まず、不整合チャートエラーが発生しモデリング品質が悪く、FXDD1分足よりデータを作り直しても同様でした。バックテストを2010年からやってみても同様で、バックテスト結果自体は、公式ページともほぼ同様なので問題無しと判断しました。
上記のバックテストは、EA公式ページにはない、2005年から15年6ヶ月間でバックテストを行いました。
バックテスト時のスプレッドは、外為ファイネスト、OANDA証券での稼動を想定し1.2Pipsで実施してます。
結果は、プロフィットファクターは1.50と平凡
リスクリターン率も7.97と平凡数値となりました。
しかしながら損益曲線に関しては、これ以上ない程の綺麗な右肩上がりです。
また、スキャルの平均利益は10ドルを切っているEAが多い中、平均利益が10ドル(1万通貨取引)を超えている点はグッドです。
それに対し1本の最大損失は-57.38ドルで低めなのも良しです。
次に年別月別損益を見てみましょう。
「CROCUS_EURJPY」年別月別損益で重要な年ベースで負けなし
年間ベースでのマイナス年は無しで、全ての年でプラスとなってます。
また、EA公式ページでのバックテストにはない期間の、2005年~2009年も年間でのマイナス損益の年はなく、安定してていい感じです。
EA発売後もプラスで推移しており、期待してしまいますね!
最後に一番大事な現在までのフォワード実績
上記はリアルタイムフォワード実績です。
7月20日に大きいのを食らっちゃい、ガクンと落ち込みました。
そこまでは順調に右肩上がりに推移してたのに残念
その後の状況はどうでしょうか?
再び、最高益を更新してくれてるかな?
「CROCUS_EURJPY」は、主役になれる器はなさそうですが、EURJPYと言う現在稼動しているEAでは、被りの少ない通貨ペアであり、名脇役になってくれるのを期待し稼動開始しました。
沢山EA動かしているので、結局は、リアル口座でプロフィットファクターが1.0以上で推移してくれる事が一番大事、それとドローダウンが重なりにくくポートフォリオ効果が期待出来る事。
いつも通り低ロットから始め、じっくり見極めて行きたいと考えてます。
EAの詳細は下記公式ページをご覧になって下さい。