2010年にリリースされたMT5ですが、MT4の後継版にも関わらず、これまで普及に至りませんでした。
しかし2020年海外ブローカのみならず、国内ブローカからも続々とリリース!
MT4と平行ではなく、フィリップス証券はMT5のみリリース、更には外為ファイネストは、2021年MT5を開始に伴いMT4はサービス終了の方向!
とうとうMT4はその役目を終えるのか?
まず、MT4、MT5の開発元のメタクオーツ社へ一言!
MT4のEAをMT5で直接使える様にするのが先だろう!!!
普通は下位互換性を持たせるかコンバート出来る様にするだろう!!!
何故しない?
と言う訳で現状でMT4がなくなると本当に困ります。
メインで現在使用中の外為ファイネストは、MT5サービス開始に伴いMT4の提供は終了すると言ってるし
とは言え、裁量でメタトレーダーを使っている方には関係ない話ですね。
高速で機能アップされた、MT5大歓迎ってとこでしょうか!
ところでメタトレーダー4と5の違いはどこなのか、メリット、デメリットは?
あらためて見てみましょう。
MT4とMT5の違い、メリット、デメリットまとめ
項目 | MT4 | MT5 |
---|---|---|
リリース時期 | 2005年 | 2010年 |
動作スピード | 普通 | 高速 |
気配値、ナビゲーターウィンドウ | 普通 | プライスボードが追加された |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
両建て | 可能 | 可能 |
ワンクリック注文 | 可能 | 可能 |
ストラテジーテスター | 有り | 有り |
標準インジケータ数 | 42種類 | 112種類 |
カスタムインジケータ数 | かなり多い | MT4よりかなり少ない |
EAの種類 | かなり豊富 | 少ない |
アップデート回数 | 少ない | 多い |
対応FX業者 | 多い | 一部業者のみ |
MT5は、見やすいプライスボードが追加された点以外、見た目もあまり変わらず、MT4が使える方ならMT5の操作に戸惑う事はありません。
MT5のシステムトレードを行う上でのメリットデメリット
まずデメリットとして
・MT4のEAが使えない
・MT5のEAの販売数が殆どない
メリットとして上記をカバー出来るメリットはないでしょう
システムトレーダーにはMT4一択です。
外為ファイネストさん、MT4やめないで!
MT5の裁量トレードを行う上でのメリットデメリット
裁量トレードを行う上でのメリット
・MT4に比べ動作が高速
・チャートの時間足が豊富
・新機能の気配値ウィンドウのプライスボードが使いやすい
・標準インジケータがかなり多い
デメリット
・カスタムインジケータが少ない
裁量トレードを行うなら、これだと思うカスタムインジケータがなければ、断然MT5が有利です。
MT5が使える国内FX会社は現在3社!
OANDA Japan | フィリップ証券 | アヴァトレード・ジャパン | |
---|---|---|---|
ドル円スプレッド | 0.3銭 | 0.4銭 | 0.4銭 |
ユーロドルスプレッド | 0.5Pips | 0.5Pips | 0.5Pips |
取引通貨ペア | 28通貨ペア | 24通貨ペア | 55通貨ペア |
最低取引単位 | 1万通貨 | 1万通貨 | 1000通貨 |
最大取引単位 | 100万通貨 | 500万通貨 | 2000万通貨 |
両建て | 可能 | 可能 | 可能 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
初回最低入金額 | 10万円以上 | 3万円以上 | 5万円以上 |
※スプレッドについて:AVAは原則固定例外有り、OANDA、フィリップス証券は変動スプレッドです。
FX会社 | コメント |
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OANDA Japan | 通貨ペア全般スプレッドが狭く評判高いが、最大取引単位は100万通貨と一番少なく、50万通貨以上の取引は、上記よりスプレッドが広くなる点に注意が必要です。 |
フィリップ証券 | OANDAと変わらない狭いスプレッド、FXだけでなくCFDも取引可能です。(日経225、NYダウ、S&P500、NASDAQ100、金スポット、銀スポット、US石油、英国原油) |
アヴァトレード・ジャパン | あのスプレッドの広かったアヴァトレードが、MT5で激狭スプで参戦!唯一1000通貨からの少額取引が可能です。 |
外為ファイネスト | 2021年2月以降サービス開始予定、でもMT4はやめないで! |
如何でしょう?
システムトレードにはMT4
裁量トレードにはMT5がベストではないでしょうか!
しかしMT4はまだまだ役目を終える事は出来なさそうですね!