当ブログでも使用している国内主要メタトレーダー(MT4)6社を比較しました。
スプレッドはもちろん、取引通貨ペア数や約定力、使用感はどうなのか?
ブローカーにより驚きの差が・・・
日本国内でのMT4事情も本当に良くなりました。
めたろうがMT4を始めたころは国内MT4事業者はなかった事を記憶してます。
MT4言えば海外口座と言うイメージで敷居が高く、怪しく、やっておられる方も少なく情報もあまりありませんでした。
当時株式でテクニカル取引を行っており、FX自動売買みたいなそんな胡散臭いもの信じられるかと考えてましたが、そんなある日飲んで帰って酔っぱらってネットサーフィンをしていた時です。
勢いでちょっとぐらい損したれと思い、ポチッとやってしまったのが始まりで、まさか今ではブログまで開設しており、運命のポチッととなってしまいました(笑)
今では日本がMT4自動売買では最高の環境では?
今では国内MT4業者は世界最強の取引環境ではないでしょうか、たった1点を除けば
それはレバレッジ
国内MT4は規制にてレバレッジが25倍と低く、資金効率が悪い点でしょう。
現在ではスプレッドにシビアなEAは国内口座、マーチンゲールやナンピンEAやスプレッドを要求しないEAは海外口座で使い分けてます。
それでは国内口座の優位点は?
- 金融庁監視下における信頼性
- 信託保全による資金の安全性
- 圧倒的な低スプレッド
海外業者で一番心配なSCAM(詐欺)業者に捕まる可能性がなく、FXで良く言われる約定を遅らせたり、不利な方向で約定させたりと言った様な事が、金融庁監視下では極めてやりずらく、海外口座と比べ圧倒的な信頼性があります。
また資金面でも信託保全における倒産リスクだけでなく、海外業者は出金の時に後から取引に因縁をつけて出金させない等、日本では考えられないトラブルも聞きます(めたろうは1度もありませんが、海外口座は全て自己責任です)
また近年ではスプレッドですら海外MT4口座を圧倒しており、益々国内MT4の存在意義が増してきました。
MT4スプレッド比較 通貨ペアによっては大きな差が!
国内MT4主要6社7サービスの気配値表示を5回キャプチャーしました。
時間は20時半以降のニューヨークタイムで取引が活発な時間帯です。
左から「外為ファイネスト」「オアンダジャパン東京サーバー」「オアンダジャパン プロ口座」「FXトレードフィナンシャル」「楽天MT4」「FOREX.com」「アヴァトレード」です。
通貨ペアはFX自動売買で良く使う通貨ペア+主要なクロス円の17通貨ペアです。
上記5回のキャプチャーより算出した平均スプレッドが下記となります。
MT4業者スプレッド比較表
(注意) スプレッドは市場の流動性や相場の急変により常に変動します。またFX業者の方針により変更される場合もあり保証されるものではありません。したがいまして実際複数会社口座開設の上、常に各社のスプレッドの動向を監視する事をお勧めします。
水色がその通貨ペアのスプレッド最狭業者で、黄色が2番目の業者となります。
結果は外為ファイネストとOANDA東京サーバーが圧倒的に有利な結果となりました。
① 外為ファイネスト
② OANDA Japan東京サーバー
③ FXTF MT4
外為ファイネストが17通貨ペア中11通貨ペアで最狭、OANDA Japan東京サーバーが9通貨ペアで最狭、FXTF MT4がドル円1通貨ペアで最狭との結果となりましたが17通貨ペア平均スプレッドはOANDA Japan東京サーバーが最狭となってます。
実際めたろうの国内MT4メイン口座は外為ファイネストで約定力も良く、おススメNo1です。
FXTF MT4はドル円が最狭スプレッドかつ固定で最近多いドル円EAにぴったりです。
海外業者との比較ですが、スプレッドが狭いとされてきたPepperstoneやThinkForex等を使ってきて、現在もMyfx Markets、Axiory、TitanFX、GEMFOREX、FXDDを使用してますが、スプレッドに関しては、やはり国内MT4が圧倒的です。
比較になりません・・・
FX業者を選ぶ際には1社に固視せず、各通貨ペア毎有利な3社ぐらいに別けてEAを稼動するのがベストです。
そうする事により各業者間のスプレッド差の動向や、約定力、EAと各MT4業者との相性も掴みやすくなります。
リスク分散面からも1業者に全ての資金を投入するのではなく複数社に別けるがベストです。
MT4業者その他もろもろの比較
取引通貨ペア、最低取引ロット、1回取引ロット上限、初回最低入金額
取引通貨ペア | 最低取引ロット | 1回取引ロット上限 | 初回最低入金額 | |
---|---|---|---|---|
外為ファイネスト | 30通貨ペア | 1000通貨 | 1000万通貨 | 制限無し |
OANDA Japan 東京 | 28通貨ペア | 1万通貨 | 300万通貨 | 10万円 |
OANDA Japan プロ | 71通貨ペア | 1000通貨 | 300万通貨 | 20万円 |
FXTF MT4 | 30通貨ペア | 1000通貨 | 100万通貨 | 制限無し |
楽天FX | 22通貨ペア | 1000通貨 | 200万通貨 | 制限無し |
FOREX.com | 84通貨ペア | 1000通貨 | 500万通貨 | 5万円 |
アヴァトレード | 55通貨ペア | 1000通貨 | – | 5万円 |
*OANDA東京サーバーは通貨ペア毎最大取引量が異なります。50万通貨より多い取引はスプレッドが広くなります。
まず、全ての業者が取引手数料無料で、両建ても可能となってます。
通貨ペアはFX自動売買で考えた場合、取引量の多い通貨ペアが有利で、メジャー通貨ペアはどこでもあるので通貨ペア数はあまり気にしなくて良いでしょう。
最低取引ロットはOANDA東京サーバーのみ1万通貨で、他は1000通貨から取引が可能です。
やはりEAの試運転等も考えると1000通貨取引から出来るMT4の方が使い勝手が良いです。
複数口座開設、基準時間(GMT)日足本数、サーバー設置場所比較
複数口座開設 | 基準時間(GMT) | 日足本数 | サーバー設置場所 | |
---|---|---|---|---|
外為ファイネスト | 可能 6口座 | 夏GMT+3 冬GMT+2 | 5本 | 日本国内 |
OANDA Japan 東京 | 不可 | 夏GMT+3 冬GMT+2 | 5本 | 日本国内 |
OANDA Japan プロ | 14口座 | 夏GMT+3 冬GMT+2 | 5本 | 米国 |
FXTF MT4 | 不可 | 夏GMT+3 冬GMT+2 | 5本 | 日本国内 |
楽天FX | 不可 | 夏GMT+3 冬GMT+2 | 5本 | 日本国内 |
FOREX.com | 可能 制限無し | 夏GMT+9 冬GMT+9 | 6本 | 米国 |
アヴァトレード | 5口座 | 夏GMT+0 冬GMT+0 | 6本 | ロンドン |
EA毎に口座を分けたい方は複数口座が開設出来る方が良いでしょう。
GMTに関しては夏時間+3、冬時間+2の方がEAの設置が楽な場合は多いです。しかしそれ以外でも問題無しと言えば問題無し。
日足に関しては裁量取引を行うのであれば5本足が必須となります。
サーバーの設置場所はVPSをレンタルする場合に日本なら日本設置のVPS、米国なら米国設置のVPSを使うのが取引面で若干有利になります。
MT4が使えるVPS、Windowsデスクトップクラウド比較表
MT4業者比較ランキングまとめ
あくまで独断と偏見によるランキングです。
① 外為ファイネスト
国内最強MT4口座はコレ!
圧巻のスプレッドにカリネックスブリッジによる高い約定力
1000通貨単位から取引が出来るのもGood!
日足も5本足になりもはや死角無しか?
めたろうのメイン国内MT4口座です。
外為ファイネストは残念ながら2021年2月頃、MT5サービス開始と共にMT4は終了するとの事です。
② OANDA Japan東京サーバー
最低取引単位が1万通貨からがネックだが、外為ファイネストよりスプレッドが狭い通貨ペアで、かつ1万通貨以上で稼動するEAはOANDA東京サーバーで決まり!
外為ファイネストと互角以上の最強MT4口座です。
③ FXTF MT4
ドル円スプレッド0.3Pipsと最狭かつ固定スプレッド
1000通貨取引に対応し、日足も5本となりユーザーの求めるMT4に大きく改善
ここまでの3社はMT4を使う上で必須ではないでしょうか。
FXTFは2020年5月以降のMT4口座開設の方はEAが使えなくなりました。
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)がMT4でEAが使えなくなってました!
④ 楽天FX
値動きが激しい時にスプレッドが機械的に広がるのと、リクォートが難点
しかしながら朝スキャルは調子良し!
静かな値動きを狙うEAではスプレッドの狭さが強みとなるか?
⑤ OANDA Japanプロ口座
上4つで足りてしまうので現在未使用口座となってしまいました。
スタンダード口座でEAが使えれば良いのですが・・・