メタトレーダーEA「CycleTrapCCI_GBPJPY」の評価、検証を行いました。
スキャルピングに偏りがちなMT4ポートフォリオのロジック分散の為に、現在非スキャルピングEAの動向に注目してます。
そして今回めたろうの現在稼動中EA38個の中で初のGBPJPY!
通貨ペア分散にも期待したいところです。
CycleTrapCCI_GBPJPYの特徴
トレードスタイル:スイングトレード
通貨ペア:GBPJPY
使用時間足:1時間足
最大ポジション数:4
両建て:あり
口座限定:あり(後からの変更は何度でも可能)
MM機能:無し
トレード頻度:月5程度
価格:¥14,800(税込)
1時間足GBPJPYを使った損小利大EAで長期トレードロジックと短期トレードロジックの2つのロジックが組み合わさってます。
それぞれに長期トレードロジックは最大1ポジション、TP400、短期トレードロジックは最大3ポジションでTP200で変更も可能ですが、基本は内部ロジックでクローズするようです。
エントリーはCCIを使っており、トレード時間は日本時間15~26時に限定しており、ポジションを翌週へ持ち込まない設計となってます。
CycleTrapCCI_GBPJPYポジション取り
EAの詳細はコチラ ⇒ CycleTrapCCI_GBPJPY
CycleTrapCCI_GBPJPYバックテスト
11年間長期バックテスト結果
バックテスト期間:11年4ヶ月
バックテスト時スプレッド:3.0Pips
プロフィットファクター:1.68
損益合計:14912.89ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:1309.16ドル(1万通貨取引)
総取引回数:629回
平均利益:142.80ドル(1万通貨取引)
平均損失:-58.56ドル(1万通貨取引)
最大利益:374.67ドル(1万通貨取引)
最大損失:-140.99ドル(1万通貨取引)
勝率:40.86%
11年間長期バックテスト詳細は容量上限を超えておりアップロード出来ませんでした。
平均利益142.80ドルに対し平均損失が-58.56ドルと完全な損小利大ロジックとなってます。
総損益に対する最大ドローダウン、リスクリターン率も11年で10倍を超えており合格!
波が大きくなりがちな損小利大ロジックとしては、最大ポジション4本で最大ドローダウン1309.16ドルと比較的低く抑えられており、損益曲線もこの手のロジックとしては珍しく綺麗な右肩上がりとなってます。
それでは直近のバックテスト結果も見てみましょう。
直近16ヶ月バックテスト結果
バックテスト期間:1年4ヶ月
バックテスト時スプレッド:3.0Pips
プロフィットファクター:1.94
損益合計:2100.68ドル(1万通貨取引)
最大ドローダウン:435.63ドル(1万通貨取引)
総取引回数:75回
平均利益:131.12ドル(1万通貨取引)
平均損失:-53.01ドル(1万通貨取引)
最大利益:374.23ドル(1万通貨取引)
最大損失:-108.28ドル(1万通貨取引)
勝率:44.00%
直近16ヶ月では更に成績が良くプロフィットファクター1.94と文句無しです。
しかしながらよくよく見ると取引回数はたった75回
そして損益曲線を見ると2回だけ調子が良い期間があり一気に利益を上げ、他の大半の期間は水平で一進一退を繰り返しているのです。
これが損小利大ロジックの最大の欠点であり、かなりの方が使用をやめてしまう要因です。
しかしながらこれが損小利大ロジックと割り切りじっくり運用する事につきます。
スキャルピングばかりに偏ったポートフォリオで一気に複数のEAのドローダウンが重ならないよう、この様なEAも組み合わせ低ロットでほったらかしにするのが一番です。
気にもしないぐらいの勢いで
そして年間を通してプラスになれば良いのです。
EAの現在のフォワード状況はこちらをご確認下さいCycleTrapCCI_GBPJPY